女子中高生の理系進路選択支援プロジェクト コンテンツメニュー

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科学技術分野で活躍する女性研究者・技術者、大学生等と女子中高生の交流機会の提供や実験教室の実施等、女子中高生の理系進路選択を支援する取組を実施します。

女子中高生が実験・学習できる科学教室を実施します。

理系分野のキャリアをイメージするために、理系分野の職業で活躍している先輩女性との交流や職業見学を実施します。

広島近辺で開催される様々な理系イベントのお知らせや、理系への進路選択に関する情報を発信します。

取り組みに対するご質問、科学に対する疑問にお答えします。

事務局概要、ご相談、お問い合わせ、ご意見、ご要望はこちらです。

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女子中高生のための科学教室

女子中高生のための科学教室イメージ科学の世界を実感しよう!

女子中高生のための科学教室に参加して、あなたも活躍できる科学の世界を実感して みませんか?

平成21年度は、女子中高生のための科学教室(工学編)、(理学編)、(総合科学編)の3回を実施しました。

女子中高生のための科学教室(理学編)

募集要項

日時/場所 平成21年11月28日(土) 11:50-17:00
場所: 広島大学理学部
定員 28人程度  ※保護者や教員の方の参加も、歓迎します。
申込み締切り 平成21年11月4日(水)  終了しました。

プログラム

11:50 受付開始
12:40 コアコースの実習を体験します。
14:40 サブコース1-3の中から、1つの実習を体験します。
16:00 サイエンスミニカフェ
17:00 解散

コース内容

コアコースの実習と3つのサブコースの中の1つのサブコースの実習を理学部で体験します。

●コアコース (全員が参加します)
<テーマ> ビッグバンをつくりだせ〜宇宙誕生の瞬間にせまる素粒子物理学〜
<担 当> 高橋 徹 准教授 (広島大学大学院 先端物質科学研究科)

<内 容> 大型加速器を使った素粒子実験は、宇宙誕生から1兆分の1秒後という、宇宙誕生直後の現象を地上で再現し、宇宙創生の謎に迫ろうとしている。昨年のノーベル物理学賞は,宇宙誕生の時に、物質がどのようにできたかという問題に大きな貢献をされた日本の3氏が受賞した。ノーベル賞の対象になった研究も含め、現代の宇宙や素粒子物理学が明かにしてきた宇宙の始まりの様子と、残された問題について解説する。また、スパークチェンバーや霧箱による放射線の観測を通じて、素粒子実験の一端に触れる。

●サブコース (3つのサブコースの中の1つのサブコースに参加します)
サブコース@ (定員 10人程度)
<テーマ> 分子を目で見て動かして!〜コンピュータで化学する〜
<担 当> 相田 美砂子 教授 (広島大学大学院 理学研究科)

<内 容> コンピュータと量子化学を使って、分子がどのような形をしていて、またどのように反応していくのか、目で見ることができます。実際にコンピュータを使用して、コンピュータ上での分子模型の組み立てを体験しましょう。あなたが知りたい分子の構造や反応性を、自分でつくって予測してみましょう。

サブコースA (定員 10人程度)
<テーマ> 環境・地球化学 体験学習ツアー in 東広島キャンパス
<担 当> 坂口 綾 助教 (広島大学大学院 理学研究科)

<内 容> 自然豊かな東広島キャンパスには、環境・地球化学を学ぶ上での格好の題材が多くあります。この身近な自然を題材として地球表層での化学現象から地球環境について学ぶことを目的とします。
@ぶどう池の水酸化鉄沈殿とバイオフィルムから考えるバクテリアと古地球大気の変遷
A風化花崗岩中の重金属農集層からみる地球環境と資源問題
B花崗岩中の放射能からよみとる地球と太陽系46億年の進化史

サブコースB (定員 8人程度)
<テーマ> 動物の体作りの基本を学びましょう!
        〜実体顕微鏡によるメダカの器官形成過程の観察〜

<担 当> 中坪 敬子 助教 (広島大学大学院 理学研究科)

<内 容> 私達ヒトの体は、60兆個の細胞から作られています。しかし、最初はたった一つの細胞、受精卵に由来しています。受精によって目覚めた卵は、細胞分裂を繰り返した後、それぞれの細胞が移動、変形、接着を行なうことにより、特定の役割を持つ組織や器官を形成して、複雑な体を作り上げています。
江戸時代から日本人に親しまれてきたメダカは,私達哺乳類と基本的に同じ組織や器官を備えています。メダカの卵は透明なので、受精後の発生初期から器官形成を経て個体が形成される過程を顕微鏡下で容易に観察できます。また、これまでに多くの変異体が得られていて、2007 年には、日本の研究グループによりゲノム情報が解読されたことから、メダカは、近年、マウスと同様にヒトの遺伝子疾患のモデル動物として盛んに研究に利用されるようになりました。
今回の科学教室では、日本で確立された実験モデル動物のメダカを用いて、その特徴である器官形成過程を実体顕微鏡で観察し、私達多細胞動物の体づくりの基本を学びます。更に遺伝子の機能解析に必要な技術の紹介も行ないます。

●サイエンスミニカフェ(全員が参加します)

<内 容> 小グループに分かれて、実習で分からなかったことや理系の進路などについて、先生や学生にさまざまな質問や相談ができます。

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